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10年越しのこんにちわ

先日、嬉しいことがあったので書きます。
いつもと180度空気が違うので、一応折りたたみますわね…w

次からいつも通りの頭がアレな日記に戻ります・・・w





10年前、私は別の世界(ネトゲ)にいました。

初めてネトゲをプレイして、右も左も分からなくて。

キャラの向こうに人がいる。

遠い日本のどこかで同じようにプレイしている人達がいる。

今ではそんな当たり前の事実に、驚きと興奮を覚えていた時代でした。

どの世界(ネトゲ)でも一つはあるように、当時、
その世界にも「自分達で考えて遊ぶギルド」がありました。
(※Wizで言う「モヒカン」のような人達)

偶然同じ鯖の同じ町にいた私は、
彼らの活躍を見てずっと羨ましいと思っていました。

あんな風に一緒に遊んで楽しんでみたい。

同じ町にいるんだから、ほんの一言でも声をかければいいのに、
会話の引き出しもネタも無いからと諦めて、距離をおいて見ていました。

それから10年。

先日、とある方からwisを頂きました。

10年越しのこんにちわ_b0236120_17465257.jpg








私は、ブログ見てます、という言葉が嬉しくて必ずSSを撮るのですが、
(保管用のフォルダもありますw)
その方との会話が終了した後、ふっとある事に気付きました。

wisを下さった方のお名前が、
昔、私が憧れていたギルドの人と同じ名前だったのです。

まさか?と思う気持ちと、もしかしてという希望のような気持ちの間で数分迷い、
思い切って声をかけることにしました。

「間違っていたら申し訳ありませんが、
***さん(その人が昔プレイしてたキャラ名)ですか?」

すると、その方から少しとまどったように「そうです」と返ってきました。

慌てて昔同じ世界にいたことを説明すると、彼女も驚いてくれました。

お互いしばらくあれこれと話した後、私は彼女の攻略をチョットだけ手伝って、
倉庫にあったアイテムを少しお渡ししました。

もしかしたら、いきなり距離をつめて来られて、
彼女はとまどっていたかもしれません。

それはそうですよね、昔活躍を拝見してましたって言われてもw

でもそれ位、私は嬉しかったんです。

つながったって思ったから。

10年前、声をかける勇気がなくて終わっていたことが、
違う世界の違う町で今度はすれ違うことなく出会うことが出来たから。

「初めまして」

「宜しくね」

あの時、交わせなかった言葉達。

10年経って私に訪れたほんの小さな奇跡でした。
by 999_metel | 2013-03-22 17:54 | WizOn日記
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